これまでに作ったAMラジオ用
同調系ループアンテナ

ますます悪化の一途を辿るAMラジオの受信環境・・・

しかし、入力部分をしっかりサポートすれば、まだまだAM放送も捨てたもんじゃない!

コントロール部アップ

第1作 フレキシブルループ
 建材用モールで作った文字通りの輪っかアンテナ。
 細い線を密巻しなければならず、浮遊容量の問題で高い方のバンドエッジにやや問題が・・・
   
第2作 レトロ風クロスループ
 かなり完成度高く、実用性もあったが、
とにかく作るのに手間が・・・。
外圧にやや弱く、手にふれて線が延びてしまう欠点があった。
第3作 木枠型スクエアループ
 第2作の反省を活かして、コイルに外圧がかからないような構造とした。
ルックスも良くかなり実用的。
   

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第4作 レトロ風クロスループアンテナの Version-2
 第2作をデザイン的にも洗練した(つもり)。線間のスペースを増やして浮遊容量の問題を解決し、実用性を増した。木材のカット等で、手間と製作コストの問題に直面。

   

ベンチに座らせてみた
公園でゲルマラジオをよく聴いた。

第5作 平面バッフル型ループ
 平面コイルをいわばサンドイッチ状にMDF材で挟んだもの。実用性はあったが、ルックスがやや質素で、見映えがしなかった。別途、自立構造を考える必要もある。コスト的には最も優等生だった。購入していただいた方は、これをメモ貼り付けボードにされているらしい・・・できればレアなQSLカードとか貼ってほしいところ。(笑)
   

第6作 木枠型ループ
 第3作で、まだ外圧に弱いなと思っていた構造を改善した。コイルが木枠に密着し、性能的に落ちることを懸念したが、まったく影響はなかった。デザイン的にもいろいろ考えた結果、このスタイルにおちついた。安定した性能が得られ、実用的な構造だが、盲点は木材の湿度による収縮。乾燥するとMDF材は縮むので、コイルに若干の弛みが出たりして、やや不細工。放っておくとまた元に戻るので問題はないのだが・・・。

   
 番外編1 フェライトバーアンテナ
 厳密にはループアンテナではないが、同じ磁界感知型アンテナといえる。 180mmロングタイプのフェライトバーが内蔵されている。継ぎ足しやスタックもいろいろ試みたが、思うように性能は伸びなかった。やはり定番の輪っかスタイルが最高との結論に落ち着いた。
番外編2 篭型ミニループ
 性能がよく、スペースファクタが確保でき実用性の高いもの・・・製作コストもできるだけ落として・・・という都合の良いコンセプトでできたループアンテナ。見かけはややチープなれど、性能は一人前。

   

内部(一次コイルを巻いたところ)


   

第7作 ボックス型ループ
 第5作と第6作双方の良い部分をとった設計。コイル部分を密封にし、かつコイルの性能をアップ(線間の浮遊容量を減らしQを高く上げる)しようとするとやはり箱型か・・・
性能的には文句なく、基本設計としては最終形。あとは性能にマッチする外観にいま一歩工夫が必要のようですね・・・。

   

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第8作 ボックス型ループ(第7作の改良版)
 外見上は第7作と大きく変わりませんが、仕様が変更になりました。
@ゲルマラジオ部を取り去りアンテナに徹しました。 Aチューニングがクリチカルなバンドの高い方(1000KHz以上)をバンドスプレッドできるようにしました。2バンド化ではありません。B同調回路を切り離した1ループモードを設定しました。C外部アンテナ端子のRCAピンジャックをScrewPostに変更しました。

   

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Ver.8V ボックス型ループ(第8作のマイナーチェンジ版)
 @ハイバンド・スプレッドを廃止し、その代わりにバーニアダイヤルとしました。機能的にもデザイン的にもコアになる部分ですので、国産(NiimiSeiki社製)のしっかりとしたものをつけています。
   

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Ver.9 リモートコントロール・ループ
 進化し続けてきた当アンテナですが、ついに同調周波数をリモートで制御できるようになりました。これにより、アンテナを窓際など最適な場所に設置することができます。またチューニングが大変スムーズになり、バンドエッジも電気的に設定可能になりました。電源は内蔵の006P電池、または外部DC(9.0V〜18V)の切替式。

Ver.9.1  コントローラ内に定電圧回路を組み込みました。ただし、外部電源(11.7V〜25V)の場合のみ動作します。

Ver.9.2  低ドロップタイプの三端子レギュレータを採用することにより外部電源の許容範囲を拡大しました。(10.2V〜25V)
   

BCLに、レトロラジオに・・・・

Ver.10 プリアンプ付き中型ループ
 パッシブ型が最強!という信念が揺らいだわけじゃありません(笑)。ただスペースファクタをかせぎ、性能を落とさないようにしようとした時、このスタイルに帰結しました。
 メーカー製のアクティブ型ループアンテナの欠点(混変調特性やノイズの問題)を、同調系ループと組み合わせることによって、補って余りある性能に仕上げました。

 周波数特性 500〜1700KHz、出力インピーダンス(不平衡75Ω)、プリアンプ利得 20dB、
本体サイズ 364mm×350mm×80mm  プリアンプサイズ 164mm×18.5mmφ
 アンプ部、および付属品はすべて AZDEN ALA-10U をそのまま使用。