35年ぶり?!ワクワクBCL体験

館長の愛機
SONY ICF−6800

 かつてラジオというハードウェアを作ることが趣味の王様であった時代がある。ラジオは電気屋さんに売っている家電商品でもあったが、構造が簡単だったので、自分で作ることもできたのだ。

 目を輝かせてそれに没頭した男の子達は「ラジオ少年」と呼ばれ、仲間内から尊敬と羨望の眼を向けられたものだ。技術立国日本を背負って立ったのも、他ならぬ元ラジオ少年達であった。

 その後現れたのが、短波ラジオを使って遠方の放送局を受信するBCLという趣味。ここで活躍した少年達は「ラジオ小僧」「BCL小僧」と呼ばれた。もう30年近く前の話だ。
 「小僧」の時代にはもうラジオは完全にお金を出して買ってくるものになっていた。


 混信とノイズとフェイジングの中から、世界各地のラジオ局を受信し、束の間、異国情緒に浸ることができたBCL
 インターネットはおろか、TVの衛星中継も珍しい時代だったので、少年達にはラジオが全世界につながる唯一の窓であり、また魔法の箱でもあった。

 苦労して受信できた遠方のラジオ局に、簡単な受信報告書を送ると、ラジオ局からは、お礼としてベリカードと呼ばれる絵葉書のような受信証明書が送られてくる。これを集めて仲間内で見せびらかすのが、ラジオ小僧達の何よりの楽しみでもあった。

 長らくこの道から離れていた館長だが、なぜか急に昔の感動に触れてみたくなった。いまでもそんなサービスは存在するのだろうか?
インターネットで受信報告書の書き方(SINPOコードもすっかり忘れていたが・・・)を再び勉強し、手にいれたのが右の二枚のカード。

 「今日はカードが届いているかな?」(わきゅわきゅ)と毎日自宅のポストを覗く様は、まるでラジオ小僧そのままだったね。(ぜんぜん精神的に成長していない証拠かもね・・・)

さっそく届いたベリカード

 RKC高知放送ラジオ JOZR 900KHz 5KW

青春時代をすごした土佐高知の放送を聴いた時、懐かしさに思わず涙が・・・山陰放送(米子)とまったく同一周波数なのでかなり混信に悩まさせるが、それも一興。

 FM "Genki"  姫路市 79.3MHz 20W

一度ミニFMってのを聴いてみたかった。お隣の町姫路市の・・・といっても出力20W(館長が郵政省よりいただいているアマチュア無線免許の10分の1)しかないので、受信にはいささか苦労した。余りにもローカルな番組に赤面してしまう・・・。

日本国内の中波ラジオ送信所リスト 
Excel ワークシート 300KB 

お断り
以上はラジオの楽しみ方の一つとしてご紹介したに過ぎません。
BCL、SWL、ベリカード収集についてはweb上に充実のサイトが
多数存在します。ご興味のある方はそれらを参考にしてください。