日常用品で作ったコイル

鉱石・ゲルマラジオのコイル枠は、身近な生活雑貨の中にいくらでも見つかるよ。

コイルデータを参考にして今日から君もマキマキ人生だっ・・・・!

ペットボトル

【コイルデータ】
カルピス ウォーター 1500ml
0.45φエナメル線 密巻き
ボビン径 90mm 52回 実測320μH

C.C.Lemon 500ml
0.45φエナメル線 密巻き
ボビン径 60mm 72回 実測330μH

【特徴】
筒状のものはないかと周りをぐるっと見渡すと、必ず目に飛び込んでくる、それほどありふれた材料がペットボトルだ。加工も簡単で、ワイヤエンドを固定するにも簡単、エナメル線も巻きやすい。

経験上、径の大きいコイル枠を密巻きにすると、浮遊容量等の影響からQが低下するが、実験ではさほど悪くなかった。

筒内にバリコンやその他の部品を組み込んで、単体のラジオとしたい。

 

【コイルデータ】
0.45φエナメル線 密巻き
ボビン径 90mm 50回 実測320μH

【特徴】
ガラスボビンに巻くコイルはQも高く、選択度良好 後にスペース巻きに変更し、さらに性能アップ。バンドのハイエンドも高くなって実用性が増す。

瓶の中に線を引き込みたかったのでガラスに穴を開けた。ダイヤビットを使うが、技術といえばそれぐらいか・・・。

単体のラジオとして仕上げるには、蓋の部分の加工で簡単にできそうだ。

Marimのガラス瓶

 

フィルムケース

【コイルデータ】
0.25φエナメル線 密巻き
ボビン径 30mmφ 80回+15回 実測170μH

【特徴】
直径30mmだと、このぐらいの回数巻けば300μH以上得られるはずだが、なぜか1次コイル分を直列にして加えても170μHしか得られなかった。100回ぐらい巻かないとダメなのだろう・・・

ということで、失敗作として出してみた。こういう実験にはやはりLCメータがものを言う・・・最近はデジタルでも安いものもあるので1台持っておくと重宝するね。(写真のメータは漂遊リアクタンス分を補整してくれない安物なので、より低い値が表示されている。)

 

【コイルデータ】
0.6φエナメル線 スペース巻き
一周約1,000mm 25回 実測315μH

【特徴】
樹脂系のカゴやケースはコイル枠にはうってつけ、サイズもいろいろあって選り取りみどりに思えるが、どっこいそうもいかない。寸胴(ずんどう)な形状でないとコイルが巻きにくい。しかし、本来の用途にそぐわないのか、製法上の問題なのか、なかなか都合のよいものは見つけにくい。

そういう意味で、写真の型は合格だ。線間にスペースを持たせることで、コイルの浮遊容量を下げ、高い方のバンドエッジがきちんと確保できた。

一周が1mぐらいあると、ループアンテナとしても機能するので、送信所に近いところだと外部アンテナなしでもちゃんと音が聞えるのが良い。お勧めのコイル。

ポリプロピレンの整理籠

 

LPジャケット

【コイルデータ】
0.45φエナメル線 スパイダー(ハニカム)巻き
直径180mm〜210mm 28回 実測 340μH

【特徴】
スパイダーコイルは巻き枠が手に入らないので作ってみることができない・・・などという声を聞くことがあるけれど、これはとんでもない固定観念だね。厚紙という手があるじゃないですか・・・

最初LPレコードの円盤にスリットを入れて文字通りLPコイルとしたかったが、加工が超面倒。
というわけで別のレコード・ジャケットをひっちゃぶいて巻き枠とする。出来上がったら、ルックスの良いジャケットに格納しよう。強度的な問題もこれで解決。

ついでにバリコンとイヤホンジャックもつけて、丸ごとゲルマラジオにしちゃう手もある。コイルにするだけだと芸がないもんね・・・。

 

【コイルデータ】
0.45φエナメル線 密巻き
直径250mm 23回 実測 315μH

【特徴】
台所もコイル枠の宝庫なのだが、径が大きくて筒状のものとなると限られてくる。漆塗りのお盆などは格好のターゲットだが、やはりコイルにするにはチトもったいない。

写真の素材は、Made in Korea のお惣菜トレイ。周囲がストレートな筒状で、かつ仕切り部分が強度向上に貢献している。
比較的巻きやすい形状だが、気を抜くとコイルがバラけるので、一度深呼吸をして、一気に巻いてしまおう。できあがったら見映えよく整えて、ボンド等で何箇所を固めておくとよいね。

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下写真はこれをさっそくゲルマラジオに仕立てたところ。磁界感知型ループとして動作させるために、直立させて使いたいが、形状からしてどうしても横置きになってしまう。
まあ感度は犠牲にしてUFO型ラジオとして可愛がってやることにしよう。外部アンテナ端子にロングワイヤーをつないで通常のゲルマラジオとしても優秀な成績だ。

お惣菜入れ 

 

ガムテープの芯

【コイルデータ】
0.4φエナメル線 密巻き
直径80mm 57回 実測 340μH

【特徴】
ガムテープを使い終わった後に残る芯を、皆さんはどうされていますか?入手し易さもさることながら、適当な直径と強度のことを考えると、これほどコイル枠としてベストな素材はないですね。わざわざ長いパイプから切り出すこともなく、サイズ的にもちょうど良い。枠固定の方法もいろいろ考えられる。

ポイントは布テープの芯を使うこと。コアの紙が厚くしっかりしている。最後の2、3周を残しておくとコイルが滑らず、しっかり巻けて線が解けてしまうこともない。

 

厚紙色紙

【コイルデータ】
0.6φエナメル線 スパイダー(ハニカム)巻き
直径230mm 26回 実測 320μH

【特徴】
上記LP型とまったく同じ発想だけど、百均ショップで売っている色紙を使ってみた。厚さが2mm近くあり、コイルをギリギリ巻いても変形しないほどの強度があった。

コイル巻き枠が出切れば、ラジオは半分以上完成したようなもの。今回はゲルマラジオまで持っていった。
同調コイルが大型ループアンテナとして働くので、ローカル放送が外部アンテナなしでも聞えてくる。

左写真は単に円盤を壁に立てかけているだけだが、台座で自立させたり、壁にぶらさげたり、いろんなセッティングが考えられるね。

 

【コイルデータ】
0.45φエナメル線 密巻き
一周330mm×60回 実測 330μH

【特徴】
百均ショップはコイル枠の宝庫だ。左写真は、ゴムの木細工のコーナーで買ったコーヒー・ペーパー・ホルダーをコイルにでっち上げたもの。(よほどコーヒーを頻繁に飲む人でなければこんな商品は不要だろう・・・) ゲルマラジオのコイル枠にしようと買っていく人の方が多いかもしれない・・・などと思うのはきっと私だけだろう・・・(-_-;)

写真下は、この枠をそのままゲルマラジオに仕立てたもの。コイルを巻く前に、部品の取付けや配線をやっておく必要がある。

その他コイル枠になりそうな木工品いろいろ

コーヒー・ペーパー・ホルダー