いまこそ太陽に向かって走れ!

GO FOR THE SUN
TTN-1006H

【仕様】
AM専用 太陽電池+NiCd充電池
出生地 香港  

ラジオやテレビから溢れ出る情報は、それ自体、エネルギーを消費しない。情報を消費しても、地球が汚れたりはしないし、複製するたびにまた新しいものとして蘇ってくる。情報とは永遠のリサイクル品なのだ。

しかし、情報を伝える機械は、電気という資源を確実に消費している。発電所までルートを辿れば、石油を燃やしているのだ。

くだらない番組を見たり聞いたりするのに、地球の大切なリソースを消費するのは、きっと大罪の一つなんだろうね。

・・・てなことを考えて作られたラジオかどうかはわからない。ただ、パッケージに大きく書かれた Go For the Sun という文字を眺めていると、ひょっとしたらこのラジオの開発者は、田中さんや小柴さんとテーブルを一緒にすべき人なのかもしれないと思えてくる。ラジオ界にも立派な人がいるのだ。

【特徴】
太陽電池セルを背負ったラジオは時々見かける。太陽光を電気エネルギーに換えて、蓄電池に溜めることによって、ラジオを夜も昼も鳴らし続けることができるのだ。

本機はこの仕組みをサンバイザーの上に乗っけることによって効果的に実現している。両耳用のヘッドフォンがちょうど良い位置で耳にフィットする。人間工学的にも優れたラジオだね。

なお、太陽光のエネルギーが不足したときには乾電池を入れ(向かって左側のポケットが単5電池のケースになっている)て、補充電するしかけになっている。単なるB級ラジオには見られないクラフツマンシップも感じる。

上ではラジオのコンセプトをチト誉めすぎてしまったが、同じソーラー電池サンバイザー型ラジオにも、出来の悪いものがある。

こちらは片耳用で、全般的に造りがかなり粗雑。
3台まとめて手にいれたが、どれも動作せず。太陽電池も、NiCd電池も死んでいるし、回路自体にも生体反応がない・・・。ゴルフのプレー中に雷にでも打たれたのだろうか。

回路的には高周波増幅と検波で1石、低周波増幅2石で、典型的なオモチャ系ストレートラジオ。唯一ヘッドフォンのユニットが立派で、アンプにつないでマイルス・デイビスをインプットしてみたら、トランペットが結構鳴いてくれた。悲しい音が得意なようだ。  

HOXAN Radio Shade
TRADI・O・TOP

【仕様】
写真のものはAM専用  太陽電池+NiCd充電池
出生地 香港

AM専用、FM専用があり、それぞれカラーの違うものが用意されているという。