フライデーよりカワイイかも・・・

TOMY
Shaberoku (海外ではMr.DJ)

【特徴】
かなり高度な動きをするメカ部を持つ。
ラジオが霞んじゃうじゃないの・・・・。

その昔、「宇宙家族ロビンソン」というアメリカのSF映画がテレビで放送されていた。少年期の私はそれを見るのが何よりも好きで、晩飯をとるかこの番組をとるかってきかれても、答えに迷うことはなかった。

本物の「ロビンソン漂流記」に出てくる犬のフライデーが、この映画ではロボットになっていて、 こんな風に しゃべっていたものだ。
 (ちなみにフライデーという名前は日本語への吹き替え時に後でつけたもので、英語版ではただの「ロボット」なんだとか・・・。)

あまりにもメカっぽく、それに「こてこての」アメリカンテイストをミックスしたなんともいえないデザインで、この Shaberoku と比べるとぜんぜん可愛くはなかったが、味のある大好きなキャラクターであった。

ラジオマニア兼ロボットマニアとしては、両者の合体・融合を夢見てきたが、ここに一つの形がある。本家アメリカでは、フライデーのラジオがあると聞く。ぜひ手にいれたいものだ。

【仕様】
AM専用 006P(9V)一個使用
(メカ部単二電池2個使用)
出生地 日本であってほしいけれど・・・

【補足】
 「宇宙家族ロビンソン」(モノクロTV映画版)の懐かし画像はこちらをご覧ください。
     
 「Lost 60's」 サイト内 「モノクロームの残映 宇宙家族ロビンソン」  
  (上記音のリンクもここにリンクしています。 Special Thanks to Kazumi O'Hara)

偶然手にした一つのアイテムの生立ち・素性を調べて楽しむなどという悠長な道楽は、もちろん過去にもあっただろう。しかし、図書館に通ったり、その道のえらい先生や鑑定家のところにはるばる足を運ばなければならなかった。化石や石器なら学問的にも評価されるだろうが、オモチャでは酔狂の域に押し込まれるしかなかったわけね。

インターネット時代の到来と共に、この趣味は俄然お手軽なものとなり、市民権を得るようになる。パソコンとちょっとした好奇心があれば誰にでも楽しめる。だから、そこいらじゅうに「評論家もどき」が生まれている。

さて・・・WEBの検索窓口で、「バンダイ」「マイルドガール」と打ってみると、この「子」の過去がどんどん明確になってくる。

1984年生まれで、ニッカウヰスキーのマスコットキャラクタを勤め上げたこと。実は、この子には彼氏がいてマイルド・ボーイという名前であったこと。ラジオが埋め込まれたのは女の子の方だけで、二人セットでインターフォンにされたり、ラジコンバージョンなどシリーズが存在したこと。プレミアがついて今では結構な市場価格がついていること etc... etc...

薄汚れた、デザイン無骨なプラスチック・ロボットがだんだん可愛く見えてくるから不思議だ。

【特徴】
ラジオは6石スーパー。出力トランスをケチっているが、まずまずの音量が出る。感度も悪くはない。目玉がついた頭部を回すとダイヤルの針が動く。根元でギヤを介してバリコンを回す仕掛けだ。ご覧のようにデジタル時計がついている。84年には、デジタル時計の世界にもB級化が進んでいたことを示している。

BANDAI
MILD GIRL (1984)

【仕様】
AM専用 006P(9V)一個使用
(時計部分単三電池1個使用)
出生地 かつての本場→香港