こいつはラジオ界の「嘔吐」なのだ・・・

Talking Radio

【仕様】
FM専用 単三電池3本使用 出生地 不明  

フランスの哲学者サルトルの小説に「嘔吐」という作品がある。普段見慣れた木の根っこを見ていたら、急に吐き気がしてきたっていうだけの筋書きで、文学のブの字も知らない人には、「なーに言ってんだかぁー」(関西弁では「あほくさぁ」)の一言で片付けられてしまう作品である。

人間というのは、普段「モノ」をみているようで、「モノ自体」を見ているわけではない。人間にとって意味のある一面だけを見ているわけ。いっぱいフィルターがかかっていると言ってもよい・・・とりわけ「文化」というフィルターが。これらを剥ぎ取って、まじまじとモノに迫ることは、とてつもなく恐ろしいタブーへの踏み込みであり、極度の不快を伴う。

人の顔についているもの・・・口、鼻、目、耳、一つひとつのパーツをじーーと眺めていると不思議な感覚が襲ってくる。宇宙にいるどんな動物や植物よりも、これはグロテスクに違いない・・・という。

このラジオは、決して「お笑いグッズ」なんかではない。ラジオ界の名作なのである。音にあわせて微妙に震える唇を、吐き気に耐えて見つめながら「認識論」を語るための教材なのだ。

【特徴】
上で難しいことを書きすぎたので、こいつが活躍中のお姿を見ていただきくつろいでいただきましょうか。
  協力 : 東急ハンズ新宿店 様

   
キリンさん、ゾウさん、ライオンさん、クマさん、キツネさん、ウサギさん・・・ みんな「さん」付けだ。「おサルさん」に至っては、それだけではものたらず、丁寧語の接頭辞までついている。なんで僕だけ「ゴリラぁ」って呼び捨てされるんだろうね。

【仕様】
FM専用 単三電池3本使用
出生地 不明 

【特徴】
包装箱にスターバックス・コーヒーのロゴが描かれている。開店記念にばら撒くためのラジオなのだろうか。
この口パクラジオも上の「嘔吐2号」とまったく同じ造りだ。タラコがゴリラになっただけのもの。
動作する部分が小さいせいか、より多弁である。それはよいとして、あまりしゃべりすぎてあごが抜けてしまう場合がある。

Singing Gorilla Radio
Presented by STARBUCKS COFFEE