グッドデザインはいいんだけど・・・

スペース・コンピュータ型ラジオ

【仕様】
AM/FM  単三電池3本使用
スピーカー式(イヤフォン端子なし) 外部電源4.5V端子付き
サイズ D105mmφ×H120〜160mm
出生地 中国

発売元がつけたこのラジオの名称は PUSH RADIO。たしかに、てっぺんに突き出た4本のバーを押すことによって、チューニングとボリューム調整ができるのだから、よくわかるネーミングではある。
それにしてもこの名付け方の安直さは、デザインが素晴らしいだけにちょいと残念な気がする。

その昔見たアメリカのSF映画で、主人公か悪者の親分だったかが、宇宙船のコンピュータを、こんなバーを手のひらであちこち押しながら操作しているのを見たことがある。未来のマン・マシン・インターフェイスはきっとこんな形になるのだろうと子供心に確信を深めたが、結果としては皆さんご存じのように、夢のないタイプライタースタイルに落ち着いてしまった。今の子供たちがあの映画をみたら、きっと「モグラ叩き」をしているようにしか見えないだろう。

【特徴】
デザインに見合った音が出てこない・・・残念!というのが率直な感想。スピーカーやアンプを含め、音の出口をもう少ししっかりかためてもらいたかったね。肝心のプッシュ・バーも、実際のチューニングはやりにくいものだ。(二本の指を使って、押すと上がってくる反対側のバーにブレーキをかけるように操作すると良い。)

操作性よりも見映えだ!

 

アクリルラジオ

【仕様】
FM専用  単四電池2本使用
スピーカー式 外部電源3V端子付き
サイズ D100mmφ×H60mm
出生地 中国

ラジオの名称通り、惜しげもなくアクリル素材が使ってあって、形状的には高級灰皿の趣きだ。
アクリルリングを回すことによって音量ボリュームが決められる。スムーズに回転しないので、本体をしっかりとした場所に固定させて、上から軽く押し付けるようにして回す必要がある。
てっぺんの銀色の帽子部分が、ラジオのON−OFFスイッチ兼、チューニングダイヤルになっている。ここを押すと銀の皿がせり上がって電源が入り、写真のように青色LEDが点灯する。チューニング機構についていえば、ダイヤルがフニャフニャしていて選局がしずらい。
音は期待しないほうがよいだろう。

青色LEDの間接照明が綺麗だ・・・
タイマーが動作して数秒後に消えるしかけだ。

 

渦巻き型ラジオ

【仕様】
AM/FM  単三電池3本使用
スピーカー式  外部電源 4.5V端子付き
サイズ WH150mm×D75mm
出生地 中国   DFS GALLERIA ノベルティ 

選局のためのダイヤルは、回転式のつまみか横行ダイヤルかと相場が決まっているラジオデザインに、渦巻きを採用したアイデアだけは評価しようではないか!

【特徴】
工業デザインは見映えだけであってはいけない。操作性や使い心地が伴ってこそ「デザイン」と呼ばれるにふさわしい。そういう意味でいうと、キーポイントのチューニングノブの動きが恐ろしくチープだ。もう少し滑らかに回転できたらいいのに・・・。
(もともと期待はしていなかったが)音質、感度は、共にB級ラジオの標準的なもの。