鈴のかわりになるのか?このラジオ!

キーホルダーに鈴をつけている人がいる。最初、あの鈴が何のためのものかよくわからなかった。近寄ってくるといちもチリチリン音がする人がいて、自己顕示欲がよほど強いのかな?・・・でなきゃネコの亡霊に魂を乗っ取られた可哀想な人なんだろう・・・とずっと思っていた。       

【仕様】
AM専用 水銀ボタン電池2個使用
出生地 中国

【特徴】
イヤフォンを差し込むとラジオの電源が入るようになっており、合理的な設計だ。コスト削減と一石二鳥の効果があったのだろう。


後に、「鍵の束が行方不明になった時、そこいらを揺さぶりまわるとチリンチリンと音がして、所在を容易に知ることができる!これはノーベル賞級の大発明なんだよ・・」と教えられて、目から鱗がころんと落ちた。

鈴をラジオに置き換えたらどうなのだろう。上着や、バッグを揺すりまわらなくても鍵の在処を一発で探すことができる。このアイデアを思いついたラジオの設計者は、自分の発明に酔いしれた。「これでノーベル賞はいただいた」・・・と。

彼は小さな筐体に小型スピーカーを組み込むことに成功した。コストがかかるから・・・と渋い顔の経営者を粘り強く説得して、とりあえず完成まで漕ぎ着けた。

しかし、彼は重要なポイントを見逃していたのである。ずっとラジオを鳴らしておくわけにはいかない・・・という事を。

最終的にこのラジオはイヤフォン仕様となり、結果、その線が鍵にからみついたりするという実用上の欠陥を残したまま世に出ることになる。

実用性を失ったラジオの行き場は哀れである。本品もUFOキャッチャーのクレーンに吊り上げられる景品の一つとして活路が見出されたのである。それなりに人を喜ばせているようで、それが救いではある・・・。

ドラえもんラジオ

キティちゃん、ミッフィー、アンパンマン、こげぱん、たれぱんだ、ケロッピ・・・etc 人気のどのキャラクタをとっても、単純きわまりない数本の直線と曲線から描かれていることがわかる。

象徴とはいつもこうなのだ。単純であればあるだけ人の心を捉え、癒し、元気づけるのである。ドラえもんクンには、そういう意味でノーベル平和賞をあげてほしいね。副賞「どらヤキ」一生分を添えて・・・。

【仕様】
AMストレート方式 LR44電池2個使用
出生地 中国

【特徴】
おそらくストレート方式のラジオなんだろう。周波数が100KHzぐらい離れた局が混信して聞える。しかし、それ故のびのびした音質で、感度も決して悪くない。周波数のダイヤルもしっかりしていて、実用性十分あり!