亀ラジオではありませんぞ!

National C-R1

【仕様】
AM専用 単四電池2本使用
出生地 日本(由緒正しき松下電器製)

通常のラジオとB級ラジオの境目はどこにあるのか?これは当館の長としては、はっきりさせておかねばなるまい。

ひとつはその「実用性」の度合いにある。毎日の生活に無くてはならぬものは、いわば通常の製品であり、B級であるとはいえない。

このラジオには実用製品としての主張とプライドが「ふんぷんと」している。名門出身であるが故になお一層「B級呼ばわり」を強く拒絶しているかのようにも見える。

しかし、時の流れのなかで、もはや意図した実用性は化石化してしまっている。ラジオを聴きながらカメラのシャッターを押すシチュエイションなど考えられるかね?こいつはカメラ界のシーラカンスなのであり、この傲慢な時代錯誤をもってすれば、立派なB級ラジオであろう。

【特徴】
「ラジオ付きカメラ」なのか、それとも「カメラ付きラジオ」なのか・・・ま、ま、そんなことはどちらでもよろし。AMラジオはLEDチューニングインジケータが付きで感度も立派。カメラは110フィルム使用で、写りは悪くない。ミスマッチな夫婦でも各々が「そこそこ立派」であれば、なんとかやっていけるのである。

この製品を眺めていると、一体全体、工業デザインとはなんだろうとつくづく考えさせられてしまう。上のNationalのカメラジとアンティーク二眼レフの対比では、まだしも土俵を同じくすることができた。論じてみる隙間というものがある。

同じコンセプトを狙ってみたが、結果はご覧のとおり、悲惨なこととあいなった。あのーー、あくまで右側の宇宙人みたいなほうが今回の主人公なんです。イヤフォンが「ねー、あーたー」ってな感じで寄垂れかかっているニコンFさまが気を悪くしていなければいいが・・・。

【特徴】
まあ、見たってちょうだい。本体デザインもかなり「えげつない」けれど、パッケージの写真もなかなかにナイスやね。「どや、えーもん持ってるやろ、こーやってケツにさすねん。めっちゃいけてるやろー」っていう恥ずかしいばかりの情熱が満ち溢れておりますな。さすがポラロイド社!B級品を作らせたら一流やね。

日本ポラロイド i-zone RadioCam

【仕様】
FM専用 単3アルカリ乾電池2本使用
出生地 不明(由緒正しき日本ポラロイド製)