やっぱりビールは国産だわい・・

食卓の決まった場所には、寡黙な父が座って、夕刊新聞を読んでいる。
「今日もお疲れさま・・」
割烹着をつけた母が横からそっとビールを差し出す。よく冷やされて玉の露が光るのは、深い琥珀色の「あの瓶」でなければならなかった。ラベルにはもちろん中国の空想動物が描かれていなければならない。

  なんと幸な夕べの光景!

時代は変わった。一年前の「定番」が、今日は駆逐される。スーパードライな時代がやってきたのだ。日々、選択と評価、それを支える情報の収集と差異化のためのたゆまぬ努力!なんとも疲れる時代に我々は生きている。

せめてビールぐらいは・・・と思うけれども、その道の人に言わせると、この世界ほど厳しい競争が繰り広げられているところもないんだそうであります。写真に写ったビール界の革命児も、よくよく見れば、もう次の下克上に脅かされる過去のアイドル。ラジオへの変身も、最後のご乱心のように見えて、哀れをさそう。

【特徴】
なかなかにデラックスなラジオだ。B級ラジオで、ダイヤルにちゃんと糸掛け式を採用しているものは数少ない。

【仕様】
AM/FM 単三電池3本使用
出生地 ビールは国産でもラジオの本場は中国
液晶デジタル時計、赤色LEDによるチューニングインジケータ内蔵
ハンガー部分がFMアンテナになっている。