僕、裸のつきあいがしたいんです

ノベルティラジオの蒐集をしていなければ、アメリカにパジャマ専門のブランドがあって、日本の若い女性にもファンが沢山いるなんてことを、おそらく知る機会はなかっただろう。
Nick & Nora 本家 がいま改装中みたいなのでPajamania.com で雰囲気だけでもマスターしておこう。

それにしても、ブランドって何だろう?・・・いつもそう思わされる。同じような商品でも、へんてこりんなロゴがちょこんと刻印されているだけで、値段がボンと跳ね上がる。同種他商品との差異は微小で、時には鑑定士の力をかりないと検出できなかったりするが、その微妙さがまた買う人たちの所有欲を高めるのだろう。

爪楊枝一本だってブランドにしてしまえると某経済評論家のセンセが言っていた。そういうことなら、パジャマにブランドがあっても何の不思議もないわけだ。

【特徴】
比較的しっかり作ってあって、音質・感度共まずまずの性能だ。ネジどめ穴にはすべてパッキンが施してあり、また電池ボックスも蓋がネジで圧着するようにしてあるなど、防水性には優れている。
ガーコちゃんの翼の部分がチューニング、(デザイン的によくわからないが)蛇口栓の部分がメインスイッチ兼ボリュームになっている。
このラジオを使うことになるのは若い女性なのかなぁ・・・子供向けだったらラジオは蛇足だしね。

Nick & Nora Bath Radio

.【仕様】
AM(525〜1730KHz/FM(87.5〜108.5MHz)
単三電池3本使用
出生地 アメっぽいけど、やっぱり中国

サカナ、サカナ、サカナーー♪♪

「お風呂で聞ける」「シャワー型」「生活防水規格」・・・こういったことをうたっているラジオは世の中にたくさんある。仮に水が中に入ってラジオとしての機能が失われてもあまり惜しくないし、もとから防水性能を期待されていないが故にB級ラジオなんだろうと思う。

だとすると、あとはデザイン勝負ですなぁ。本品の卓越したところは、S字型フックがついていて、サカナの口にひっかけるようになっているところ。お風呂でラジオを聞こうとすると意外と置き場が無かったりして、防水基準にははるかに及ばないのに、湯船のお供にしてしまうことがある。本品も魚の格好はしているけれど、泳ぐと必ず「死ぬ」のである。

【仕様】
AM専用 単三電池3本使用
出生地 中国

【特徴】
本体はABS樹脂、防滴もJIS基準だと箱には書いてある。たしかに一見出来がよさそうだ。梱包箱もしっかりしていて親切な利用方法のイラストが描いてあったりする。(過去の)日本製品基準を思いおこさせる。しかし、スイッチを入れて音を鳴らしてみるとやはりB級なので、ほっとした次第。

音符型バスラジオ

ホームセンターへ行くと、二、三種類のお風呂ラジオが並べられている。生活実用品としてのニーズがあるからこそ売られているのだろうが、その用途はいったいどんなものだろうか?店の人に訊いてみると、その第一位は、野球のナイター(正しくはnight game)実況をお風呂で聞くためだという。エステを兼ねて長時間お風呂に入っている若い女性が湯船の友にしている場合もあるらしい。

お風呂に入って大学受験講座を聞く学生がいるわけはない・・・とは思っていたが、いつも身の周りに音楽を流しておきたい若者が買うのでは・・・という館長の予想は見事裏切られた。考えてみれば、今日の若者がそうまでして音楽を求める必要はないのかもしれない。日常的に、あり余る音楽メディアに囲まれて暮しているのだから。

このラジオの開発者も館長と同じ誤算をしたのだろうが、可愛そうなのはこのラジオちゃんである。我家の音符ラジオも、風呂場で自らが錆びつき朽ち果てる運命を憂いたのか、館長の弾くウッドベースに貼りついて離れようとしない。

【仕様】
AM/FM 単三電池2本使用
出生地 中国

【特徴】
スピーカーユニットも防水型だし、電池ボックスもネジで締め付けるようになっている。またボディーについたネジにはすべて防水キャップがしてあるなど、お風呂用途ラジオとしては、結構配慮が行き届いている。ラジオの性能もまずまずで、十分実用になる。
お風呂の壁に吸盤で貼り付けるようになっているが、2点支持ではちょっと頼りない感じがしないでもない。ボリューム、周波数ダイヤル、およびバンド切り替えスイッチ等が裏側にあるので、一度壁に貼り付けると操作しにくくなる。壁との間には1センチ近い隙間があり、後ろから音が出ても問題はないだろう。フロントをすっきりさせたいというデザイン上のこだわりを捨てて、操作面とスピーカー面を逆にすれば良かったかもね。